ロジッククイズ3 解答編

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答えは精確に書くと非常に長くなります。
が、簡素に書きます。


概要

ポイントになるのは自分(J)の偽ブロックです。
これを真とするか偽とするかで、裏と表が導かれます。
また、「自分のブロックは嘘でした」という論理の展開は、会議で信じられるはずがないので、
裏は必ず、自分のブロックを真として考えなければなりません。

裏の配役

自分のブロックを真とするのですから、当然Iが狼になります。
Iは2日目、3日目ともに事件を起こしていません。
今回は、2狼を前提にしているので、2日目、3日目のどちらかが別の狼と同室、どちらかがパスとなります。

2日目に同室

この場合、IとEが狼になります。
ここでは、Eが狼になり得るか、ということについて検証します。
Eは2日目同室が前提になります。
従って、1日目と3日目のどちらかがパス、どちらかが噛み、が成り立たないといけません。
Eは1日目にブロックされていますので、1日目噛み、3日目パス(して偽ブロック)が成り立ちます。

3日目に同室

この場合、IとDが狼になります。
ここでは、Dが狼になり得るか、ということについて検証します。
Dは3日目同室が前提になります。
従って、1日目と2日目のどちらかがパス、どちらかが噛み、が成り立たないといけません。
ところが、Dは1日目も2日目も平和に過ごしていますので、狼になりえません。

裏の配役として考えられること

以上を考えると、裏の配役として、狼がIとEが狼になります。
他の人の配役はどうでしょうか。
EをブロックしたFは牧師になります。
狼ではないBの部屋で死んだAは狂人です。
同様に、狼ではないHの部屋で死んだCは狂人です。
また、BかHのどちらかは狼サイド(狼は既に2人決まっているので狂人)になります。
ざっと書くと次のような感じになります。

人狼: I, E
狂人: A, C, △
祈祷: △
牧師: F,J
村人: D,G
(△はB,Hのいずれか)

残っているHが狂人だったら、既に同数だからヤバいよ!とか、
狼が2人残っているからヤバイよ!とか、
そう言う感じで責めればいいです。




表の配役

自分のブロックを偽として考えます。
すると、Iは事件を1回も起こしていないので狼ではなくなります。
詳細はざっと割愛しますが*1、狼としてあり得る組み合わせは

  1. B,H
  2. E,H
  3. F,H

の3種類しかありません。

1のとき

狼から見えている狂人はFとJの2人です。
そして、狂人の1人(F)は死んでいます。
狼も1人(B)死んでいます。
もう1人狂人をいることに期待してパワーゲームに持っていくのも危険な状況です。

状況の打破のためには、4日目投票で1人を吊り、残り人数を5人にします。
この後の夜に1人噛み、狼側2−村側2にしていく、ということになります。
5人の凝った後に、3人部屋に狼と容疑者と村人が同室すると尚良いでしょう。
ただし、祈祷師が残っている可能性が高いので、狼が負けの可能性が高めです。

2のとき

狼から見えている狂人はBとJです。
そして、狂人の1人(B)は死んでいます。

この場合、4日目朝の段階で狼側3−村側3です。
さらに、祈祷師が吊られている可能性もあります。
投票をうまく攪乱すれば十分狼が勝てる可能性があります。


3のとき

狼から見えている狂人はBとJです。
そして、狂人の1人(B)は死んでいます。
狼も1人(F)死んでいます。
もう1人狂人をいることに期待してパワーゲームに持っていくのも危険な状況です。

この場合、状況の打破のためには、4日目投票で1人を吊り、残り人数を5人にします。
この後の夜に1人噛み、狼側2−村側2にしていく、ということになります。
5人の凝った後に、3人部屋に狼と容疑者と村人が同室すると尚良いでしょう。
また、祈祷師が吊れている可能性があります。勝負はまだ分かりません。

総括

いずれの場合でも、Hが狼であることは変わりません。
従って、Hを吊りに行く方向から外さないと行けません。

*1:詳細はざっと割愛: 解答の詳細編を待ちましょう!