ブロック禁止作戦
以前に少し書いたブロック禁止による、狼と狂人の手数を奪う作戦。
作戦の内容
まず、初日会議で「夜に牧師が噛まれた場合、ブロックせずに死ぬ」ということを全員で約束する。
つまり、ブロックは存在しえなくなる。
したがって、偽ブロックは明らかに偽者とわかるため、狼と狂人から騙す手数を奪うことが出来る。
(村側の役を減らすことは、狼側の嘘のパターンを減らすことにもなる。vice versa)
メリットとデメリットをまとめて書く。
メリット
- 狼や狂人による偽ブロックがなくなる。
- もしブロック宣言があっても偽者と分かる。
- 狂人が狼に(確定的に)認識されて生きる方法がほぼ閉ざされる。
- 狂人が村人に容疑を作るときは、自殺しか方法がなくなる。
デメリット
- 3人部屋で牧師が噛まれると、ブロックする場合に比べて容疑者が多く出てしまう。
- 終盤で、期限勝負になったときにブロックがないのは村側不利である。
- 牧師に容疑がほぼ消えた状態で、3日目または4日目以降はブロック可としてもいいと思う。
- 条件付でも使用可とすると、牧師が容疑者になった場合に、牧師であることが吊りの躊躇になってはいけないと思うが。
- 牧師が多く含まれる配役では、村側が圧倒的に不利になってしまう。
デメリットが多いため、使えないようにも見えるが、
狂人の動きをかなり制限することが出来るため、僕は有効であると考える。
3人部屋が出来なければ、かなり強力な作戦だ。
重要なのは、3人部屋の対処である。
このデメリットを克服できれば、使える作戦であると思う。
3人部屋に限り、ブロックの使用を認める、というのもありかもしれない。
しかし、狂人の偽ブロックがそこで横行することも考えられる。
完全な打開策はない。
3人部屋でのブロックの可否はどちらも一長一短である。
実行に当たって
この作戦を実行する場合、初日に村人全員の同意が必要である。
特に牧師は嫌がるだろう。
また、司会の手によっても実行可能である。
- 配役に牧師を含めない。
- 通常配役から、牧師→村人へ変えればいいだけ。
- ゲームを始める前に「今回の配役には牧師が含まれていません」と司会が宣言する。*1
この2点を満たせば、自動的にこの作戦を満たしたゲームとなる。
ただ、完全なものではなく、期限ギリギリでもブロックが使えないなど、デメリットがやや目立つ。
ということで、僕が司会になったときにやってみたいと思います。
*1:宣言: この宣言がなければ、狼や狂人の偽ブロックは相変わらず発生するし、尚且つ本物の牧師が居ないため、信じられやすくなってしまう。