狂人のカウンター狂言

狂人のカウンター狂言について、昨日少し議論がありました。
それについて、ちょい補足。というか、おさらい。


狂人は他のプレイヤーを殺すことが出来ません。
したがって、カウンター狂言をするためには次の3つのどれかの条件が必要となります。

  1. 同室で狂人が自殺した(2人部屋、3人部屋問わず)
  2. 3人部屋で、「人狼-狂人(自分)-村人(狂人でも可)」で、人狼が村人を噛んだ
  3. 3人部屋で、「人狼-狂人(自分)-祈祷師」で、人狼が祈祷師にカウンターされた



一つずつ見ていきましょう。

1.狂人自殺

2人部屋で、狂人自殺の言い訳をカウンター狂言にするのは効果が薄いと思われる。
なぜかというと、単に狂人が2減ってしまうからである。
村側に「狼は確実に1減った」という印象を与えられることが出来れば、やや成功でしょう。
これが最も威力を発揮するのは、狼が容疑者となっており吊られるのが必至な場合は、いい手かもしれない。


3人部屋でもそれはほぼ同じことだと思う。
ゲーム序盤では、残った容疑者2人のうち自分を吊ってくれといっているようなもの。
つまり、残ったもう1人のほうの容疑は限りなく外れることになる。
これは、2.の作戦に応用される。

2.3人部屋で狼が村人を噛む

狼の肩代わりをして、カウンター狂言をし、自らが吊られるという作戦。
自分がカウンター宣言をすることで、狼の容疑を限りなく薄くすることができる。
村としては、カウンターが嘘でも本当でも、狼が1人減った、と思われるのにもかかわらず、実際には減っていない。
数の上では、村と狂人の交換なのだが、村側の推理に影響を与えることが出来そう。
特に、祈祷師の推理には大きく影響するだろう。

3.3人部屋でカウンター

真カウンターを偽カウンターで狂言する作戦。
翌日に、真祈祷師も当然カウンターを宣言するだろうから、ちょっと混乱することになる。
こんな場面は出くわしたことがないので、どう判断するか分からない。
が、どちらか吊ろうという話になるのではないだろうか。
そのために、説明や釈明の際に1歩先んじることが必要だろう。(相互ブロックのときと同様)
ただ、村人には、片方が狂人という風にしか見えないため、他に容疑者がいない限りは使うべきでは無いと思われる。



というお話だよ。
3.はぜひとも見てみたい。