エキサイト3人部屋

今、個人的に、人狼で最も楽しみなのは、初日の3人部屋です。
何が面白いかといいますと、夜にブロック狂言が使えるということが面白いのです。
試してみた&試してみたい作戦を下に挙げてみました。
(同室者は、自分、A、Bの3人です。また、アドバンスルールに準拠しており、祈祷の効果はないものとしています。)

自分が人狼

作戦1:ブロック宣言した相手を食う。

Aさん相手にブロック宣言をして、Aさんを噛みます。
これは、Aさんが牧師であった場合に、最も有効な手段となります。
ブロックされたとしても、Aさんより先にブロック宣言しているため、
Bさんから見ると、Aさんがブロックされた狼に見えます。(後からブロック宣言をしているため)
この場合は、翌日の会議も相互ブロックで話を進めたほうが良いでしょう。
また、Aさんが牧師でなかった場合(Aさんが死亡した場合)には、翌日の会議で威力を発揮するかもしれません。
ありのままの事実を言うと、「Bさんが狼で、ブロック狂言した自分を狂人と思い込んで避け、Aさんを噛んだ」と言う印象を与えることが出来ます。
このとき、祈祷師か村人を装うと良いでしょう。

作戦2:ブロック宣言していない相手を食う。

Aさん相手にブロック宣言をして、Bさんを噛みます。
上の作戦1で実際にブロックされなかった場合の別種。
つまり、「Aさんが狼で、ブロック狂言した自分を狂人と思い込んで避け、Bさんを噛んだ」という言い訳を作り上げられます。
ただし、Bさんに実際にブロックされた場合は言い逃れが難しくなります。
そのため、名前を確認しにくくするように、ルーンが出たらすぐにトレードウィンドウを消しましょう*1
名前を確認できていなかったら、Bさんに「Aさんが狼で、『人狼の作戦1』を実行しようとした」という風に吹き込みましょう。

また、他の人がブロック狂言すると、より複雑になります。
例えば、「自分がAさん相手にブロック宣言」&「AさんがBさん相手にブロック宣言」したとき、
自分がBさんを噛むと、Aさんが「人狼の作戦1」を実行し、かつブロック狂言した狂人を避けたかのように見せかけられます。


自分が狂人

作戦1:部屋の中でブロック宣言して、翌日も撤回しない。

2人部屋でも用いられる嘘ブロックの3人部屋バージョン。
部屋の中でAさん相手にブロック宣言をして、Bさんにもブロックしたという印象を与えます。
また、翌日の会議でも撤回はせず、そのままブロックしたものとして話を進めていきます。
2人部屋で嘘ブロックするのとほとんど同じです。

作戦2:部屋の中でブロック宣言して、翌日に撤回する。

村人っぽく振舞う作戦。
つまり、翌日の会議でブロック宣言を撤回します。
(会議ではブロックした事実を言わない、あるいは「昨日のブロックは狂言でした」などという)
狼の攻撃を逸らそうとした村人のように見せかけて、狼票・扇動役として生きることができます。
この場合は、狼をきちんと予想し狼と同室にならないよう気をつけなければなりません。
スタの隠れ(ステルス)狂人とほぼ同じ。
これを使った場合、翌日以降にブロック狂言をすると、「牧師の作戦」のセオリーから、ほとんど信じてもらえなくなるため、以降のブロック宣言は控えましょう。

作戦3:ブロック宣言した後、自殺する。

「村人がブロック狂言をし、狼の攻撃を逸らそうとしたが、食われてしまった」(村人の作戦1の失敗)というシミュレーション。
会話の途中で自殺するなど、噛まれた雰囲気をかもし出さないといけない。
(ブロック狂言がなくてもそのようにうするべきですが、それ以上に食われた雰囲気を。)
また、「村人の作戦1」が失敗したゲームの直後のゲームにやると効果的でしょう。
が、普通には狂人と取られがちだと思いますので、使いどころが難しいです。

作戦4:夜はブロック宣言せず、会議のときにブロック宣言をする

たぶん高等技。
夜は何もせずにおとなしく過ごします。
が、翌日の会議で「Aさんから攻撃を受けてブロックしました。」と宣言。
この作戦では、「Aさんが狼、Bさんが狂人」のシミュレーションをしています。
つまり、「部屋では本当にブロック宣言があったのにもかかわらず、狼サイドがそれを隠そうとしている」という風に振舞う作戦。
同室の2人からは、狼サイドと思われやすいため使用が難しいと思います。
「Bさん(想定狂人)も部屋の中でブロック狂言をしていました」というと良いかも?
この日以降に、Bさんがブロック宣言、あるいは死亡すると、グッと真実味が増す。


自分が村人(または祈祷師(初日))

作戦1:ブロック宣言して、翌日に撤回する。

狼に狂人と思わせて、攻撃を逸らす作戦。
翌日、ブロックは狂言でした、ということで村人サイドを主張します。

作戦2:ブロック宣言して、翌日に撤回しない。

狼に狂人と思わせて、攻撃を逸らし、さらに翌日以降も狂人だと思わせる作戦。
ただし、ブロックしたターゲットが狂人であれば効果大であるが、
逆に、祈祷師だった場合はかなり村側がピンチになります。
初日に祈祷宣言をしている人を相手にするといいかも?


自分が牧師

牧師のときは、ブロック狂言を使うと、本当のブロックを信じてもらえる可能性が限りなく低くなるので、
狂言はしないほうが良いと思います。




上に上げたものはほとんど自分一人がブロック狂言する、というパターンです。
複数人がブロック狂言した場合、事態はより混沌としますので場に合わせて臨機応変に作戦を立てましょう。
また、ブロック狂言するタイミングも重要です。
いきなりブロック狂言、役を聞いてからブロック狂言、部屋出る直前にブロック狂言、では与えるイメージが少し異なってくると思いますし、
ブロック狂言した後のアクションに使える時間も変わってきます。
さらに、本物っぽく言うか、偽物っぽく言うか、というバリエーションもあります。
もちろん、「ブロック狂言しない」というのもひとつの手です。

*1:すぐにウィンドウを消す:最後にアイテムを置いた方ではないほうが、ウィンドウを消すことになっています。ルーンを置く前に名前をきちんと確認されていれば、意味のないことです。が、あせってルーンを置き、名前を確認していなかった場合、有効な手になります